CO2エコストラクチャー

夢の建築新素材の開発に向けて

コンクリートの長所は生かしつつも、短所を補う新素材を開発する。そんなコンセプトの下開発を進めてきたのが、CO2エコストラクチャーです。
私たちに課せられたテーマは次の課題をクリアすることでした。
CO2を吸収して削減する。そんな夢の建築素材に挑んでいます。

CO2エコストラクチャーの開発コンセプト

引張力に抵抗する湿式素材

圧縮強度が普通コンクリート(Fc=24N/㎜2 程度)と同等であり鉄筋を用いる必要のない、圧縮強度と同等の引張強度を持つ素材。

施工時に水および水分を使用しない

水分を使用しない湿式材料の開発により強度や精度といった現場施工のバラつきを最小限にし、現場が汚れにくくなるメリットもある。

瞬時に固結する部材製作法

部材が瞬時に強度発現すれば、大幅に工期を短縮できる。また施工時応力に対し、対策がとりやすくなる。

透明な型枠を用いて構造体を完成

コンクリートは型枠に流し込むと中を確認できないが、透明な型枠を用いれば素材の流動性を確認することができ、施工不良を防げる。

ローテクとハイテクを混用した施工法

ハイテク技術を用いて建築の素人でも参加できる、ローテクな施工法の開発。

任意形状ユニット

ユニットシステムで○▲□そして多角形平面を構成できる。また、省仮設構法で任意形状立体構造が可能なユニットシステムの開発。

沈下地盤の代替素材

先の大震災で大きな問題となった沈下地盤を復旧するための整地対策として路床に使用することを計画している。

CO2エコストラクチャーとは?

CO2エコストラクチャーの製作技術は、約半世紀前に鋳造の砂型製作に用いられていた「ガス型法」を応用しています。ガス型法で鋳造された砂型は復用性に劣ることから、焼型法など他素材の鋳造に移り変わってきているのが現状です。四半世紀前からは極めてまれにしか利用されていません。
しかし、CO2エコストラクチャーで作られたユニット構造体は完成した構造体を何十年、何百年と使用していくことが目的となっているため、ここに鋳造の砂型とは、根本的な相違があります。

目的により2つのユニットを使い分け

CO2エコストラクチャーは2つの製作プロセスがあり、TYPEⅠとTYPEⅡに分かれます。 TYPEⅠはCO2 を注入した状態で、圧縮強度のみを期待し、土の代替素材としての目的で使用します。
TYPEⅡは、CO2を注入した構造体ユニットの引張強度を圧縮強度と同等のものにするために、<エポキシ樹脂>を含浸させます。

CO2エコストラクチャー TYPEⅠの製作プロセス

  1. 透明な型枠に酸化硅砂を詰める。
  2. 型枠に穿孔した穴から二酸化炭素を注入する。
  3. 瞬時に(100mm3 当り約20 秒間)固まり、自立可能な構造体となる。
CO2エコストラクチャー TYPEⅠの製作プロセス

粒子素材で粘弾性的でないため型枠に付着せず、透明な型枠を用いることで密実な構造体を作成することが可能となります。

CO2エコストラクチャー TYPEⅡの製作プロセス

  1. TYPE(Ⅰ)と同じプロセスを経る。
  2. 固化した硅砂ブロックをエポキシ樹脂に漬け込み、含浸させる。
  3. 1 日程度で強度発現する。
CO2エコストラクチャー TYPEⅡの製作プロセス

製作風景の動画もご用意しています。ご覧ください。

CO2エコストラクチャーは、最新の技術のため、その他にも検証中、開発中の機能が多くあります。そのひとつにCO2を利用して酸素を排出するという自然界の原理を応用した建築を造るというものです。
人は鉄を手にして以来CO2を排出して建築を造り続けてきました。22世紀に向けて、これを変えていきたいとの想いが私たちにはあります。未だ検証中ではありますが、世界中に存在する材料の酸化硅砂とCO2を利用して、世界中のローカリティ豊かな文化の創造に貢献したいと願っています。

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